会社案内

企業メッセージ

先人が残してくれた遺産を次の世代へ残していくことが私たちの使命。
環境や安全に配慮したもの造り、古い伝統や技術を大切にしながらも
新しいお酢造りへも挑戦し続けていきます。

会社概要

社名 尾道造酢株式会社
所在地 広島県 尾道市久保1丁目5-2
TEL 0848-37-4597
FAX 0848-37-4599
E-mail info@kakuhoshisu-onomiti.com
創業 天正10年(1582年)
設立 大正7年10月1日(1918年)
代表者 神田千賀子
資本金 1,000万円
事業内容 食酢の製造・販売
定休日 土、日、祝祭日

沿 革

天正10年(1582年) 尾道の久保にて創業
寛文年間(1661年~1672年) 北前船の西廻り航路にて原料の秋田米が運ばれ帰りの船に尾道酢が東北まで運ばれていた
正徳2年(1712年) 当時の町奉行より芸州藩に報告した文書の中に尾道酢が名産酢として取り上げられる
文化年間(1804年~1817年) 尾道造酢の前身である灰屋次郎衛門が藩の御用酢座に任命され芸州藩へ御用品として納めていた
大正7年(1918) 10月1日 尾道市久保町、橋本太吉宅居にて「尾道造酢」を設立
昭和26年(1951) 立体式連続発酵法(特許第244905号)、水平式連続
発酵法(特許第244906号)を採用
昭和30年(1955) 昭和醸造工業(株)(現:キユーピー醸造(株)の前進)と共同開発で、
大手マヨネーズメーカーのマヨネーズ、ドレッシングの原料酢として納入

→キユーピー醸造(株)のホームページはこちら
昭和46年(1971) 通気攪拌式連続発酵法として
東式ビネガープラントを採用
平成2年(1990)7月 調味酢「そのまんま酢のもの」を発売開始
平成5年(1993)11月27日 商法改正に伴う増資を行い、資本金1,000万円とする
平成22年(2010)1月24日 尾道の特産品「無花果(蓬莱柿)」を使用した飲用酢
「無花果酢いーと」を発売開始
平成31年(2019)1月 国産大麦を100%使用した
「尾道モルトビネガー」発売開始
平成31年(2019)2月 広島県産のぶどうを使用した飲用酢
「葡萄酢いーと」を発売開始
令和2年(2020) 橙の皮を酵素で溶かした果皮汁を発酵させた橙果皮酢の製造に成功

広島県 尾道市久保1丁目5-2

尾道産の素材にこだわった地域貢献(SDGs宣言)

今まで廃棄していたものからのお酢造り

尾道造酢株式会社は、2022年1月にSDGs宣言を行いました。

原料はなるべく地元の農産品を使うようにしています。
尾道には、美味しくて豊富な種類の農産品があります。
生果で出荷できない物などを仕入れさせて頂きお酢に換えることで
フードロスにもつながると考えています。

冬にはたくさんの橙ができます。
今までは、その橙を搾りぽん酢の原料などとして使用していました。
しかし、搾った後の橙の皮は廃棄していました。
もったいないし廃棄料も高い、何か有効利用はできないか検討していた際に、広島県食品工業技術センターの研究員の方から「柑橘の皮を酵素で溶かした果皮汁を発酵させてお酢にする方法がある」ということを教えて頂きました。
その後、工場で試行錯誤を重ねた結果今まで廃棄していた橙の皮から新しい製品が出来上がりました。
地球環境で考えると本当に小さなことですが、今後もこのような小さな事を積み重ねていこうと思っています。

尾道の豊かな果実を生かすお酢づくり

尾道造酢では地元農家さんと連携し、瀬戸内の温暖な風土が育てた果実を美味しいフルーツ酢として開発しました。蓬莱柿や西条柿、広島県産ぶどうを使用した人気製品「酢いーと」です。

果物として出荷するには等外品でも、お酢にすることで廃棄することなく美味しく製品化できるため、
地域の社会貢献活動として話題を集めています。

果実の美味しさそのまま

果実を美味しいお酢に。
尾道造酢が開発した「酢いーと」は
地域の農家さんが造った果実を元に、
デザインは尾道市立大学の学生さんにデザインをして頂き、産学連携で誕生しました。
果実の栄養たっぷり。
美味しい健康習慣として、人気急上昇中です。

農家さんの声「尾道柿園 様」

400年も受け継がれてきた歴史と風土の上に、柿の里を蘇らせました。
干し柿、柿酢、渋柿など里山に伝わる伝統を受け継いでいます。
柿酢は、農家だけでは造るのが難しいため最終的には尾道造酢さんに造ってもらっています。
柿を捨てることがなるべく無いように尾道造酢さんと共に食品ロスの削減にも取り組んでいます。